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【国際】

イランでデモ拡大、2人死亡 政府の警告効かず

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 【カイロ=奥田哲平】ロイター通信などによると、物価高や経済政策への不満を発端にしたイランの反政府デモは、三十日も首都テヘランなど各地で続いた。西部ドルードで参加者二人が死亡、六人が負傷した。一部の参加者はイスラム革命体制に批判の矛先を向けており、混乱が拡大する恐れがある。 

 デモは二十八日の北東部マシャドを皮切りに拡大。政府は「違法集会」として参加しないよう警告したが、三日目に突入した。治安機関の監視が厳格なイランで、デモが全土にわたって連日続くのは異例だ。

 政府系メディアは報道を規制され、一部でインターネットも切断されるなど情報が錯綜(さくそう)している。デモ参加者はソーシャルメディアで映像を発信し、首都テヘランでは、テヘラン大学前で学生が「独裁者に死を」と叫んで体制批判を繰り広げた。市役所を襲撃したとの情報もある。

 イラン西部の町ドルードのデモの映像では、二人の男性が流血して倒れ、周囲で「警官に撃たれた」という声が上がった。ただ、地元当局は警察の発砲を否定し、「革命の敵である過激派や外国機関が関与した証拠がある」と主張した。

 

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