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【国際】

仏・コルシカ島に新州 首長に自治権拡大派

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 【パリ=竹田佳彦】地中海にあるフランスのコルシカ島で二日、州にあたるコルシカ地方公共団体と島内二県を統合した新州が発足した。新州議会(定数六三)は賛成多数で議長に島独立派のジャンギー・タラモニ氏、首長に自治権拡大論者のジル・シメオニ氏を選んだ。州政府は今後、仏政府にコルシカ語の公用語化などを求めるとみられる。

 新州の発足は自治権の拡大策として、仏政府と独立派などが協議して進めてきた。発足にあたり昨年十二月に州議会選挙を実施し、州の独立や自治権拡大を目指す勢力が議席の65%となる四十一議席を占めた。

 コルシカ島は独自の言語があり、十八世紀から独立を目指す動きがあった。一九七〇年代には、独立したアフリカの旧植民地からの引き揚げ者と住民間の摩擦が深刻化し、武装闘争に発展。八二年以降の地方分権化で他地域よりも大幅な自治権が認められている。

 タラモニ氏はスペインからの独立を求める北東部カタルーニャ自治州の前首相にちなみ「コルシカのプチデモン」とも呼ばれるが、一方的な独立には否定的とされる。

 

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