東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 国際 > 紙面から > 1月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【国際】

トランプ氏「バノン氏は職も正気も失った」 政権の暴露本出版 長男批判に激怒か

 【ワシントン=後藤孝好】トランプ米大統領は3日に声明を出し、最側近だったバノン前首席戦略官兼上級顧問について「彼は解任された時、職を失っただけでなく、正気も失った」と厳しく批判した。近く出版される政権の暴露本で、バノン氏がトランプ氏の長男ジュニア氏を「反逆的」と非難した、と英紙ガーディアン電子版などが報じたことに激怒したとみられる。

 同紙などによると、バノン氏は、ジュニア氏らが大統領選中の2016年6月、クリントン元国務長官に不利な情報を求めてロシア人弁護士らと面会した問題に言及。「ジュニア氏らは反逆的、非愛国的ではないと思っていたかもしれない。だが、私はそう思っている。すぐに米連邦捜査局(FBI)に通報すべきだった」と指摘したという。

 暴露本は、ジャーナリストのマイケル・ウォルフ氏が記した「炎と怒り」。ロシアが米大統領選に干渉するなどした疑惑「ロシアゲート」では、トランプ陣営とロシア側との共謀が捜査の焦点になっており、容疑を認めるようなバノン氏の発言がトランプ氏の不興を買った可能性がある。

 米国第一主義を前面に打ち出して大統領選の勝利に貢献したバノン氏は「陰の大統領」と呼ばれるほどの影響力を持っていたが、政権の内紛で昨年8月に解任された。その後もトランプ氏とは良好な関係を維持して頻繁に連絡を取っているとされていた。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報