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【国際】

南北高官9日に会談 トランプ氏「文氏を100%支持」

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 【ソウル=上野実輝彦】韓国統一省は五日、韓国側が提案していた九日の南北高官会談の開催に、北朝鮮側が同意したと明らかにした。米韓が定例の合同軍事演習を、平昌(ピョンチャン)冬季五輪後に延期したことを受けた対応とみられる。南北は六日以降、軍事境界線上にある板門店(パンムンジョム)の直通電話を通して、会談出席者の決定など実務協議をすることを決めた。

 南北間の会談は二〇一五年十二月の次官級会談以来で、文在寅(ムンジェイン)政権の発足後では初めて。

 統一省報道官は五日の記者会見で、北朝鮮の対韓国窓口である祖国平和統一委員会の李善権(リソングォン)委員長名で、趙明均(チョミョンギュン)統一相宛てにファクスが送られてきたと明かした。李、趙両氏が代表として会談に臨むとみられる。また報道官は会談について「平昌五輪への(北朝鮮の)参加をはじめとする南北関係の改善問題」などを話し合うと説明した。

 大統領府高官によると、韓国側は北朝鮮の平昌五輪参加問題を最優先の議題としたい考え。北朝鮮側は、開城(ケソン)工業団地の操業再開など経済面の協議を求める可能性があり、韓国側は「話し合う余地はある」としている。

 文氏は五日に大統領府で開かれた高齢者との懇談会で、南北の連絡が再開したことを報告し「南北会談を経て北朝鮮が五輪に参加することで、南北関係を発展させるチャンスにしたい」と述べた。

 一方、文氏は四日夜、トランプ米大統領と電話で三十五分ほど協議し、北朝鮮が挑発行為を行わないことを条件に、五輪・パラリンピック期間中に軍事演習を行わないことで合意。文氏は南北高官会談と関連し、トランプ氏に「対話の過程では米国と緊密に協議する」と述べ、対北圧力を重視する米国と足並みをそろえる姿勢を強調した。

 韓国大統領府によると、トランプ氏は「南北対話の過程で助けが必要になれば、伝えてほしい。米国側は百パーセント、文大統領を支持している」と語ったという。

 

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