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【国際】

不明マレーシア機 捜索再開へ

 【バンコク=山上隆之】二〇一四年三月に南シナ海の上空で消息を絶ったマレーシア航空機の捜索が再開されることになりそうだ。地元メディアによれば、海洋探査を手がける米企業のオーシャン・インフィニティが、同機を発見できた場合のみ報酬が支払われるとの条件で、マレーシア政府と交渉中。両者は近く合意して正式発表する。

 乗客乗員二百三十九人を乗せたマレーシア機は一四年三月八日、クアラルンプールから北京に向かう途中で交信が途絶えた。南シナ海上空で針路を変更、インド洋に向けて飛行を続け、墜落したとされる。オーシャン社は既に、潜水艇を備えた探査船を現場海域に向かわせているという。

 主翼の一部はインド洋のフランス領レユニオン島で見つかった。マレーシア、オーストラリア、中国の三カ国が十二万平方キロの海域を捜索したが、新たな発見には至らず、一七年一月に捜索を中断していた。

 元日本航空機長で「マレーシア航空機はなぜ消えた」の著者、杉江弘氏は「マレーシア政府は発生当初から、交信記録などの情報公開に消極的だった。これらのデータがオーシャン社側に提供されれば、発見の可能性は高まる」と指摘。

 水深四〇〇〇メートル付近まで沈んだとみられる機体から、飛行データや会話内容を記録したブラックボックスの引き揚げは可能といい、「ブラックボックスを回収できれば、原因の解明につながる」と話している。

 

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