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【国際】

92歳マハティール氏 野党連合首相候補に

 【バンコク=山上隆之】マレーシアのマハティール元首相が七日、野党連合の首相候補に選ばれ、今夏までに実施される総選挙に出馬する見通しとなった。九十二歳と高齢ながら十五年ぶりに政界に復帰し、政府系ファンドの資金流用疑惑を抱えるナジブ政権の打倒を目指す。

 「私たちの目標は愛する国を救うことだ」。AFP通信によると、首都クアラルンプール郊外で七日開かれた野党連合の総会で、首相候補に選出されたマハティール氏は、支援者の前で決意を語った。首相は連邦下院議員が務めるため、かつての選挙区から次期下院選に立候補するとみられる。

 マハティール氏は一九八一年から首相を二十二年間務めた。東南アジアを代表する知日派のリーダーで、在任中は日本や韓国を手本とする「ルック・イースト政策」を提唱した。

 マハティール氏を再び政治の舞台へと突き動かしたのは、ナジブ首相が主導して創設された政府系ファンド「1MDB」に巨額の資金流用疑惑が浮上したためだ。マハティール氏は「党のイメージが悪化した」と与党から離党して一六年に新党を立ち上げ、ナジブ氏の退陣を求める抗議デモに参加。かつて自らが追放したアンワル元副首相とも手を組んで、野党連合の会長に就いている。

 次期総選挙はナジブ氏率いる与党連合が優勢との見方が強い。地元メディアは現政権が早ければ二月にも選挙に踏み切る可能性があると伝えている。

 

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