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【国際】

北が平昌五輪参加表明 合同入場行進の意向 南北高官会談

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 【ソウル=境田未緒】韓国と北朝鮮の軍事境界線にある板門店(パンムンジョム)で九日午前十時(日本時間同)、約二年ぶりとなる南北会談が始まった。南北五人ずつの代表団が一カ月後に迫った平昌(ピョンチャン)冬季五輪について協議、北朝鮮側は高官や選手団、応援団を派遣すると表明した。韓国の文在寅(ムンジェイン)政権下での南北会談は初めて。

 会談の冒頭、北朝鮮側の首席代表である祖国平和統一委員会の李善権(リソングォン)委員長はこの日の寒さに触れながら「自然界の天気よりもさらに南北関係は凍った状態にある」と述べた。その上で、「関係改善を望む民心は熱い」として「全同胞に新年の貴重な贈り物を差し上げたいとの考えでこの場に来た」と語りかけた。

 韓国側の首席代表、趙明均(チョミョンギュン)統一相は「今日の重要な議題の一つは平昌五輪、パラリンピック。われわれは北朝鮮の代表団がいらっしゃることで平和の祝祭となると期待している」と発言。「急がず粘り強く一つ一つ解決していこうとの気持ちだ。民心に良い贈り物ができるよう努力していく」と応じた。

 北朝鮮代表団は同日午前九時半ごろに軍事境界線を歩いて越え、韓国側施設「平和の家」に着いた。両代表団は和やかな雰囲気の中、笑顔で握手を交わした。

 会談ではまず、平昌五輪に北朝鮮側がどのように選手団などを派遣するかや韓国側の受け入れ態勢などを協議。また韓国が昨年七月に提案した南北離散家族の再会や、軍事境界線付近での敵対行為の相互中断など南北関係改善に向けた協議も行われるとみられる。

 二〇一五年十二月以来となる南北会談の開催は、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が一日の「新年の辞」で平昌五輪への代表団派遣などに言及したことから、急展開で決まった。

 【ソウル=共同】南北会談の韓国代表団は九日、北朝鮮が平昌冬季五輪で、韓国側と合同入場行進や合同応援を行う意向を明らかにしたと説明した。

 

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