東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 国際 > 紙面から > 1月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【国際】

ロヒンギャ10人を殺害 ミャンマー軍初めて認める

 【バンコク=北川成史】ミャンマー軍は十日、西部ラカイン州の村で昨年九月、治安部隊と仏教徒住民がイスラム教徒少数民族ロヒンギャ十人を殺害したと明らかにした。八月にロヒンギャ武装勢力と衝突後、軍がロヒンギャの殺害を認めたのは初めて。

 声明によると、十人は九月一日、武装勢力との関連が疑われるとして拘束された。この翌日、治安部隊員と親族を武装勢力に殺害された仏教徒住民が、十人を銃やナイフで殺害した。

 十人の遺体は十二月、村の墓地で見つかった。軍は部隊員らを法に基づき処分すると説明している。

 欧米諸国などは、治安部隊がロヒンギャへの人権侵害を繰り返していると非難。国際医療支援団体「国境なき医師団」は、ロヒンギャ武装勢力と治安部隊の衝突後、一カ月間で少なくとも六千七百人のロヒンギャが殺害されたとする推計を発表している。ミャンマー政府や軍はこれまで不正行為を認めてこなかった。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報