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【国際】

アフリカ54カ国が非難声明 トランプ氏発言「常軌を逸する」

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 【ナイロビ=共同】トランプ米大統領がアフリカやカリブ海諸国を「くそったれ国家」と侮辱したとされる問題で、国連に加盟するアフリカの全五十四カ国の大使らは十二日、米国で緊急会合を開き、トランプ氏を非難し謝罪を求める共同声明を発表した。AP通信などが報じた。

 声明は「常軌を逸した人種差別的な発言に驚きあきれ、強く非難する」とし、発言の撤回と謝罪をトランプ氏に要求。「米政権がアフリカ大陸や有色人種への中傷を強めている」と懸念を表明した。

 カリブ海の島国ハイチなどの人々との「連帯」もアピールし、トランプ氏の発言を非難する米国人に謝意を示した。

 発言にはアフリカ首脳も反発し、外交問題に発展。南アフリカの与党アフリカ民族会議(ANC)の副幹事長は「米国にも失業者は多く、医療を受けられない人もたくさんいるなど問題は多い」とし、アフリカなどに問題があると一方的に批判するトランプ氏に反論。同国の米大使館は「米国はアフリカの人々を深く尊敬している」との声明を出し、事態の沈静化に追われた。

 アフリカ五十四カ国と西サハラが加盟するアフリカ連合(AU)も十二日「最も強い言葉で非難する」との声明を出し、トランプ氏に謝罪を要求。西部セネガルのサル大統領は「アフリカと黒人は尊敬に値する」と反発し、南部ボツワナ政府は米大使を呼び出し、実際にボツワナを「くそったれ」と見なしているか問いただした。

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