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【国際】

北の楽団 韓国派遣合意 五輪選手団あす協議

 【ソウル=境田未緒】二月九日に韓国で開幕する平昌(ピョンチャン)冬季五輪への北朝鮮の芸術団派遣を巡って十五日、軍事境界線のある板門店(パンムンジョム)で開かれた南北の局長級の実務者協議で、北朝鮮の管弦楽団百四十人余が韓国を訪れ、ソウルと五輪開催地の江陵(カンヌン)市で公演することが決まった。韓国統一省が明らかにした。

 派遣されるのは、ポップスなどの演奏が多いとされる「三池淵(サムジヨン)管弦楽団」。管弦楽器の奏者に歌手や踊り手らが加わる。この日の協議の代表団に「管弦楽団長」の肩書で加わったヒョン・ソンウォル氏が団長を務める女性演奏グループ「牡丹峰(モランボン)楽団」が含まれるかどうかは不明だが、ヒョン氏が楽団全体の団長を務める可能性もある。

 ソウルと江陵での公演場所、必要な設備、機材の設置などの実務的な問題は今後、さらに協議する。北朝鮮側は、陸路で板門店を通って韓国入りすることを要請。事前に調査団を派遣する。韓国側が北朝鮮側の安全と便宜を最大限、保証することでも合意した。

 一方、北朝鮮選手団の派遣などについて協議する南北次官級実務者協議が十七日午前十時から、板門店の韓国側の施設「平和の家」で行われることが決まった。

 韓国統一省によると、十七日の協議には、韓国側から統一省次官ら三人、北朝鮮側から祖国平和統一委員会の副委員長ら三人が出席。代表団などの入国経路や開会式での合同入場行進、統一チームの結成、滞在費の負担などについて話し合うとみられる。

 南北は今月九日の閣僚級協議で北朝鮮の五輪参加に合意。詳細は実務者協議で議論することにしていた。次官級の実務者協議を巡っては十二日、韓国側が十五日の開催を提案していたが、北朝鮮側が芸術団派遣の協議を先行させるよう要求し、韓国側が応じていた。

 

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