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【国際】

英が「孤独担当相」新設 健康への悪影響に対処

 【ロンドン=共同】メイ英首相は十七日、孤独を感じることが健康に悪影響を及ぼすとして、問題解決に向け「孤独担当相」を新設し、トレイシー・クラウチ下院議員を任命した。クラウチ氏は慈善団体や企業などと協力し政府の戦略を練る方針。

 メイ氏は声明で、孤独は「現代生活の悲しい現実」であり「話し相手、考えや経験を共有する相手がいない人たちが抱える孤独に対処するため行動を起こす」と狙いを説明した。

 さらにメイ氏は、二〇一六年に英中部で殺害された女性議員ジョー・コックス氏が生前に孤独の問題に取り組んでいたと指摘、コックス氏の遺志を継ぐために新設したと述べた。

 メイ氏の声明が引用した研究によると、英国の人口約六千五百万人のうち九百万人以上が常時、あるいは頻繁に孤独を感じ、高齢層の約二十万人が一カ月以上の間、友人や親類らと会話をしていないという。こうした環境は認知症や高血圧などに結びつく恐れがあるとの指摘がある。

 

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