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【国際】

北朝鮮楽団長ら訪韓 江陵市公演会場など視察

21日、韓国の江陵市で、北朝鮮芸術団の公演予定施設を視察するヒョン・ソンウォル氏(右)=上野実輝彦撮影

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 【江陵(カンヌン)(韓国北東部)=上野実輝彦】北朝鮮の演奏グループ「三池淵(サムジヨン)管弦楽団」などでつくる芸術団の韓国公演のため、同楽団団長で朝鮮労働党中央委員候補のヒョン・ソンウォル氏ら七人で構成する事前調査団が二十一日、韓国入りし、平昌(ピョンチャン)冬季五輪のスケート競技が行われる江陵市で公演予定の施設を視察した。北朝鮮当局者による韓国訪問は、二〇一四年の仁川(インチョン)アジア大会閉会式以来。

 南北は実務者協議で芸術団がソウルと江陵で公演を行うことに合意していた。

 調査団は二十一日午前九時ごろ、陸路で軍事境界線を越えて韓国入り。手続き後に韓国政府の車でソウル駅に移動し、高速鉄道KTXに乗った。調査団の車両は一般乗客が入れないよう警察官が規制し、窓にはブラインドが下ろされるなど厳戒態勢が目立った。

 江陵に到着した調査団は昼食後、江陵市内の二カ所の文化施設を計三時間ほどかけて視察。記者団の質問には答えず、夕方に宿泊先のホテルに移動した。二十二日にソウルに移動し、文化施設を視察する予定だ。

 一方、韓国政府は二十一日、北朝鮮に先発隊を二十三日から二泊三日で送ると通知し、北朝鮮も了承した。南北のスキー選手が合同練習する馬息嶺(マシクリョン)スキー場や、文化行事を開く金剛山(クムガンサン)の事前調査を行う。

 北朝鮮は二十一日、五輪競技施設の事前調査のため、体育省幹部ら八人の調査団を二十五日から韓国に送ると通知。韓国も受け入れを決めた。

 

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