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【国際】

女性ミイラは英外相の先祖 「9代前」スイスで発見

 【ロンドン=沢田千秋】スイス北西部バーゼルのバールフューザー教会で一九七五年に見つかっていた女性のミイラがDNA鑑定によって、英国のボリス・ジョンソン外相の九代前の先祖であることが確認された。英BBC放送などが伝えた。女性は梅毒治療の目的で摂取した水銀による中毒で死亡したことも判明した。

 バーゼルは十六〜十七世紀にライン川沿いの港を拠点として交易で栄えた。これまでの調査で、ミイラの女性はバーゼル周辺の裕福な家系の一つビショフ家の一員と考えられていた。スイスの専門家らがDNA鑑定を行い、99・8%の確率でビショフ家の一員と確認された。さらに歴史家や系譜研究家が、女性は、外相の先祖アンナ・カタリーナ・ビショフ(一七一九〜八七)と結論付けた。

 専門家らは、牧師と結婚した女性が梅毒患者の治療中に自らも感染し、当時は一般的だった水銀治療を試した結果、中毒で死亡したと分析。体内に多量の水銀が残ったためにミイラ状態で保存されたという。外相の祖母が英国人男性と結婚し、父が生まれたという。外相はツイッターで「性病治療の先駆者だった先祖の偉大なミイラについて聞き、興奮している。とても誇りに思う」とコメントした。

 

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