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【国際】

陸自と米海兵隊 離島奪還訓練 カリフォルニア州

模擬戦闘訓練で、水陸両用車「AAV」で上陸した陸上自衛隊員ら=5日、米カリフォルニア州のキャンプ・ペンデルトンで(共同)

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 【キャンプ・ペンデルトン(米カリフォルニア州)=共同】陸上自衛隊と米海兵隊は五日(日本時間六日)、米カリフォルニア州で日米共同訓練を行い、敵に奪われた離島を奪還する様子を公開した。陸自からは離島奪還作戦の専門部隊「水陸機動団」の中核を担う、西部方面普通科連隊(長崎県佐世保市)の隊員らが参加。三月の部隊新編を前に動きを確認した。

 水陸機動団は沖縄県・尖閣諸島など、南西諸島の離島有事への対応を想定している。訓練には一月に尖閣周辺で潜水艦を潜ったまま通過させるなど、海洋進出を強める中国を日米でけん制する狙いもある。

 キャンプ・ペンデルトンを敵に奪われた離島に見立てた訓練では、米海軍の艦船から陸自隊員や米海兵隊員が乗り込んだ水陸両用車「AAV」六両が次々に海上に滑り出した。約三十分後に横一列で海岸から上陸すると、模擬戦闘訓練で空砲を発射しながら市街地に潜む敵を制圧した。

 訓練後に現地で記者会見した西部方面総監部の青木伸一幕僚副長は「能力は向上している。努力を継続し、米海兵隊、米海軍との相互運用性を強化していきたい」と話した。

 隊員を運ぶ輸送機オスプレイは佐賀空港(佐賀市)に配備する計画だが、日本時間五日の陸自ヘリ墜落事故で影響は避けられない状態。部隊全体の運用構想に遅れが出る可能性がある。

 訓練は「アイアン・フィスト(鉄の拳)」と呼ばれ、十三回目。一月八日から二月十八日までの予定で陸自から約三百六十人、米海兵隊から約二百五十人が参加している。

 

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