東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 国際 > 紙面から > 2月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【国際】

中国外交トップ 訪米へ 北問題など協議

写真

 【北京=安藤淳】中国の外交政策を統括する楊潔〓(ようけつち)国務委員=写真、共同=が八、九日に訪米し、ティラーソン米国務長官と会談する。平昌(ピョンチャン)冬季五輪・パラリンピック後の米韓軍事演習実施など北朝鮮問題への対応や、米中貿易摩擦などについて意見交換するとみられる。

 中国外務省の耿爽(こうそう)副報道局長は六日、訪米目的を「米中関係や、ともに関心のある国際および地域の問題について米側と意見交換する」と述べた。楊氏は昨年十月の共産党大会で党政治局員に就いてから初めての訪米となる。

 北朝鮮が中止を求めている米韓軍事演習は平昌五輪・パラリンピック期間中は延期されたが、米国はパラリンピック終了後速やかに実施して北朝鮮に「最大限の圧力」をかけていく考え。日本も足並みをそろえている。これに対し、楊氏は南北融和ムードの中、北朝鮮の核・ミサイル開発と軍事演習の双方の暫定的な停止を改めて提起する見通しだ。

 また、トランプ政権は先月、中国からの太陽光発電パネルの輸入を抑制するため緊急輸入制限(セーフガード)の発動を決めたほか、さらに複数の貿易制裁を検討。一般教書演説や国防戦略、核戦略見直しで中国やロシアを「競合国」と見なした。中国側は反発しており、専門家らは「米国で間違った認識が広がっている」と指摘。楊氏は説明を求めるとみられる。

※〓は、竹かんむりに、厂(がんだれ)、下に虎

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報