東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 国際 > 紙面から > 2月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【国際】

米議会が予算協議合意 歳出引き上げ 政府機関閉鎖回避へ

 【ワシントン=共同】米議会上院の与野党執行部は七日、連邦政府の予算協議に合意した。財政規律の維持を目的に法律で決められている国防費などの歳出上限を二年間で約三千億ドル(三十二兆七千億円)引き上げることが柱。難航していた協議がまとまったことで、八日までを対象とする現行のつなぎ予算が失効し、政府機関が閉鎖される非常事態の回避へ前進した。

 共和党と民主党の上院トップが七日、合意したことを明らかにした。下院は三月二十三日までの政府支出を賄うつなぎ予算案を二月六日に可決済み。上院の与野党執行部は予算協議の合意に伴い、下院案を修正した上で八日に採決する方向で調整する。

 歳出上限を引き上げるのは国防費や公共事業費などの裁量的経費で、米メディアによると、引き上げ幅は二〇一八会計年度(一七年十月〜一八年九月)が千四百三十億ドル、一九会計年度は千五百三十億ドルとなる。一八会計年度の上限は従来の一兆六百五十億ドルから13%増え、一兆二千八十億ドルとなる。

 共和党は国防費の増額を求め、トランプ政権は小型の核兵器を開発する方針だ。一方、民主党はインフラ整備費の上積みなどを要求したため、歳出上限の大幅引き上げにつながった。トランプ大統領は「米国の軍事力にとって非常に重要だ」とツイッターに投稿し、与野党合意を歓迎した。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報