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【国際】

その日、北朝鮮は軍事パレード 新型ICBM誇示

 【ソウル=城内康伸】北朝鮮は朝鮮人民軍創建七十年の記念日を迎えた八日午前、首都平壌の金日成(キムイルソン)広場で軍事パレードを実施した。国営朝鮮中央テレビが同日午後五時(日本時間同五時半)から録画放送を流した。昨年十一月に発射実験を行った米本土を射程に収めるとされる新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」が初めてパレードに登場した。

 平昌(ピョンチャン)冬季五輪の開幕を九日に控え、北朝鮮は韓国との関係改善を進める一方、核・ミサイル開発技術の進展をみせつけ、米国に屈しない姿勢を鮮明にした。

 軍事パレードが行われたのは昨年四月以来。韓国政府筋によると、パレードは日本時間午前十一時半から約一時間半行われ、一万三千人余りの兵士など五万人が参加した。

 金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が出席し、「米国の敵視政策が続く限り、祖国と人民を守り、平和を守護する人民軍の使命は絶対に変わらない」と演説。ただ、核やミサイルという言葉は一度も使わず、国際社会の批判を意識したとみられる。五輪を開催する韓国に配慮した可能性もある。

 パレードでは火星15のほか、昨年七月に試射したICBM「火星14」や同八月に日本上空を越えた中距離弾道ミサイル「火星12」も移動式発射台に搭載されて姿を現した。

 九日に訪韓する最高人民会議(国会に相当)の金永南(キムヨンナム)常任委員長や正恩氏の妹与正(ヨジョン)氏も出席した。

 

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