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【国際】

北機関紙 ペンス氏を批判 「五輪、政治目的に悪用」

 【ソウル=城内康伸】ペンス米副大統領が平昌(ピョンチャン)冬季五輪開会式に合わせた訪韓中に脱北者と面会し、北朝鮮を非難したことなどについて、朝鮮労働党機関紙・労働新聞は十日の論評で、「五輪の雰囲気とは全く合わない反共和国(北朝鮮)対決謀略の狂気をあらわにした」と激しく反発した。「内外の非難と糾弾を受けている」として、南北融和を進める北朝鮮の動きを正当化した。 

 論評は、ペンス氏が「尊厳高いわれわれの政権を絶え間なく冒とくした」と主張。「米国は五輪のような体育祭典まで政治的目的に悪用した」と決めつけた。

 ペンス氏は韓国大統領府で文在寅(ムンジェイン)大統領と会談した際、「最大限の圧力をかけていく」と述べた。脱北者との面会では、北朝鮮を「国民を監禁・拷問し、飢えさせる政権だ」と指弾していた。

 五輪開会式を舞台に米朝が接触しなかったことに関し、「南朝鮮(韓国)に代表団を派遣したのは、朝米対話の機会をつくるためではない」と断言。「われわれは、米国の軍事攻撃であれ制裁圧力であれ、全ての対決の動きに対処する多様な準備ができている」と米国をけん制した。

 ペンス氏は九日、平昌五輪開会式に先立つ歓迎レセプションで、北朝鮮高官代表団の金永南(キムヨンナム)最高人民会議常任委員長らと接触しなかった。ペンス氏と安倍晋三首相は、金永南氏を含む各国首脳らとの合同撮影にも加わらなかった。 

 

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