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【国際】

中国春節大移動 650万人国外へ 続く旅行熱 過去最多

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 【上海=浅井正智】中国で十五日から始まる春節(旧正月)の大型連休を前に、帰省や海外旅行に出掛ける人たちの大移動がピークを迎えている。連休中は過去最多の六百五十万人が出国(香港を含む)すると見込まれており、中間所得層の拡大を背景に、中国人の旅行ブームはとどまるところを知らない。

 上海の玄関口、浦東国際空港では十三日、海外や国内各地に向かう旅行客が各航空会社のカウンター前に長蛇の列をつくっていた。

 上海市に住む女性、王峻華(おうしゅんか)さん(45)は大学生の息子(21)と八日間の北海道旅行へ。六回目の日本旅行といい、「初めは爆買いもしたけどもうやめた。今回は雪の風景やスキーが楽しみ」と嗜好(しこう)も変わっている。

 日本政府観光局によると、昨年訪日した中国人は約七百三十五万人で、初めて七百万人を突破。昨年五月、中国人のビザ発給要件を緩和したことも追い風になった。渡航先ランキングで日本はタイに次ぐ人気国。かつては団体旅行が圧倒的に多かったが、今では個人旅行とほぼ同じ割合。リピーターも増えている。

 春節の連休中に国内旅行に出掛ける人は、前年同期比12・5%増の三億八千五百万人。連休期間以外にも帰省客が多い二月一日から三月十二日までの四十日間では、延べ二十九億八千万人が中国国内を移動すると予想されている。

 

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