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【国際】

イスラエル首相起訴を勧告 収賄容疑で警察 辞任要求に拍車か

13日、エルサレムで演説するイスラエルのネタニヤフ首相=ロイター・共同

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 【カイロ=奥田哲平】ロイター通信によると、イスラエル警察は十三日、収賄など二件の容疑でネタニヤフ首相を起訴するよう勧告した。ネタニヤフ氏は汚職容疑を否定している。正式に起訴するかどうかは数週間から数カ月以内に司法長官が決定するが、首相辞任に圧力が高まりそうだ。

 二件は、米ハリウッドの著名プロデューサーらから貴金属など二十八万ドル(約三千万円)相当の贈答品を受け取った疑惑と、地元有力紙に対して便宜を図る見返りに好意的な報道をするよう要求した疑い。警察は一年以上にわたり捜査を続けてきた。

 ネタニヤフ氏は十三日夜に声明を出し「責任を持って誠実に国を率い続ける。真実が明らかになると確信している」と述べた。イスラエルでは首相が正式起訴された場合でも、辞任は義務付けられていない。

 ネタニヤフ氏周辺ではこの二件以外にも、ドイツからの潜水艦購入を巡る汚職疑惑に顧問弁護士が関与した疑いや、サラ夫人が公邸用の家具を流用した不正が取り沙汰されている。商都テルアビブなどではネタニヤフ氏辞任を求める大規模な抗議デモが続いており、窮地に立たされている。

 ネタニヤフ氏は二〇〇九年に二回目の首相に就任して以来、長期政権を築いている。

 

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