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【国際】

容疑者 白人至上主義か 米高校銃乱射17人死亡

 【ニューヨーク=東條仁史】米南部フロリダ州パークランドの高校で十四日に十七人が死亡した銃乱射事件で、AP通信などは十五日、元生徒のニコラス・クルーズ容疑者(19)が白人至上主義団体に所属していたと報じた。昨年九月には容疑者と同じ名前で学校襲撃を予告する内容の投稿があり、米連邦捜査局(FBI)に通報されたが、情報不足から犯行の未然防止に役立てられなかったことも判明した。

 AP通信によると、クルーズ容疑者が所属していたのは白人国家誕生を目標とした白人至上主義団体「フロリダ共和国」。団体幹部はAPの取材に、クルーズ容疑者について「メンバーであり、訓練に参加した」と語ったが、捜査当局幹部は十五日の記者会見で「確認していない」と答えた。

 容疑者と同じ名前で昨年九月、動画投稿サイト「ユーチューブ」に「プロの学校襲撃犯になる」との書き込みがあり、気付いた男性がFBIに通報した。FBIの担当者は会見で「時期や場所を示す情報はなかった」と釈明。捜査当局幹部はロイター通信に対し、FBIがこの投稿を巡る経緯について再調査をしていると明らかにした。

 警察によると、クルーズ容疑者が犯行後、逃走中にファストフード店で飲料を購入していたという。司法当局は十五日、クルーズ容疑者を計画殺人などの容疑で訴追した。

 一方、トランプ米大統領は十五日に演説し、容疑者について「非常に暴力的で憎しみのこもった悪魔のようだ」と非難した。

 

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