東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 国際 > 紙面から > 2月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【国際】

「中国式白タク」利用しないで 観光客に在日大使館呼び掛け

 【北京=安藤淳】日本の空港や観光地で、日本にいる中国人が無許可で送迎する「中国式白タク」が横行しており、在日中国大使館は中国人観光客に対し「安全に問題がある」と利用を自粛するよう呼び掛けた。中国など中華圏では十六日、春節(旧正月)を迎え、多くの中国人観光客が日本を訪れており、異例の注意喚起といえる。

 予約から決済までスマートフォンのアプリ上で行われる中国式白タクは、日本の業者から客を奪うだけでなく、安全面でも問題があるとして、日本の警察は道路運送法違反容疑で取り締まりに乗り出している。

 九日付の注意喚起によると、無許可営業の車は正規タクシーに必要な保険がなく、十分な賠償が得られないとしたうえで「警察の取り締まりにあうと、乗客も取り調べられ旅行日程に影響する」と警告。日本の正規タクシーは緑地に白文字のナンバープレートを付けていると紹介している。

 ただ、欧米や中国では配車アプリを使い、登録した一般ドライバーが自家用車で他人を送迎する「ライドシェア」が普及。白タク行為をした在日中国人が逮捕されるとの報道に、中国国内のインターネット上では「(日本は)保守的になり先取の精神に乏しい」と批判する声も上がる。昨年訪日した中国人は約七百三十五万人と初めて七百万人を突破。一部中国人がネット上で容易に入手できる偽造国際運転免許を使用し、レンタカーを借りる例が相次いでいる。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報