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【国際】

ペンス米副大統領、正恩氏の妹を批判 「人権侵害などを扇動」

 【ワシントン=後藤孝好】米国のペンス副大統領は二十二日、東部メリーランド州で開かれた「保守政治行動会議(CPAC)」で演説し、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長の妹、金与正(ヨジョン)党第一副部長について「地球上で最も非道で抑圧的な政権の中心的な人物だ」と厳しく批判した。金一族を「国民を虐げ、飢えさせ、投獄している悪の一族」と糾弾した。

 ペンス氏は「恐ろしい人権侵害や非人道的な犯罪を扇動する役割を担っており、米国は彼女を制裁対象にしている。北朝鮮の国民は日常的に投獄され、処刑されている」と指摘。北朝鮮で拘束されて昏睡(こんすい)状態に陥り、帰国後に死亡した米国人大学生オットー・ワームビアさんにも言及した。

 さらに「米国は残忍な独裁国家に立ち向かう」と強調。「北朝鮮が米国や同盟国を脅かすのをやめ、核・ミサイルを放棄するまで、われわれは強硬姿勢を取り続ける」とけん制した。

 ペンス氏は平昌(ピョンチャン)冬季五輪の開会式出席のために韓国を訪れた際、与正氏と秘密裏に会談する予定だったが、北朝鮮側が直前になってキャンセルして実現しなかった。

 一方、北朝鮮の攻撃による韓国軍哨戒艦撃沈事件などに関与したとされ、米韓の経済制裁の対象となっている金英哲(キムヨンチョル)党副委員長が五輪閉会式出席で訪韓することに関し、米国務省のナウアート報道官は記者会見で「事件の記念館を訪れ、責任を負うべきものを見る機会があることを望む」と述べ、不快感を示した。

 

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