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【国際】

北の非核化、意見交換 イバンカ氏、文大統領と会談

 【ソウル=上野実輝彦】韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領は二十三日、トランプ米大統領の長女で平昌(ピョンチャン)冬季五輪の閉会式に参加するため韓国入りしたイバンカ大統領補佐官と、ソウルの大統領府で約四十分間会談した。文氏は朝鮮半島の非核化に向けた対話の重要性を主張し、イバンカ氏は対北圧力の成果を強調した。

 韓国大統領府によると、文氏は「非核化のための対話と南北対話は同時に進めねばならない。米韓の緊密な協力が重要だ」と説明。「非核化に向けた二十五年間の米韓政府の努力は成功しなかった。私はトランプ大統領と歴史的な偉業を達成したい」と述べた。

 一方、イバンカ氏は「核・ミサイル問題の解決に向けた米韓の最大限の圧力が効果を上げた。韓国の制裁の努力を支持する」と述べ、「米代表団の訪韓が米韓同盟の強化に寄与することを望む」と応じた。

 会談後の夕食会で、イバンカ氏は「非核化に向けて最大限の圧力をかけることを再確認できた」と評価。文氏は「北朝鮮の五輪参加を契機に南北の活発な対話が進み、朝鮮半島の緊張緩和と南北関係改善に寄与している」と話した。

 イバンカ氏は滞在中、五輪の米国選手を激励し、閉会式に参加後、二十六日に帰国する予定。同時期に訪韓する北朝鮮代表団と接触するかにも注目が集まっている。

 韓国政府高官は「米朝が公式に会う機会はない」とするが、韓国内では水面下で接触する可能性も取り沙汰されている。

 開会式に出席したペンス米副大統領は、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長の妹、金与正(キムヨジョン)党第一副部長と会談する予定だったが、北朝鮮側が直前になってキャンセルしたとされる。

 

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