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【国際】

東グータ空爆の犠牲者 500人突破 安保理、シリア停戦決議案難航

 【カイロ=奥田哲平】シリア人権監視団(ロンドン)によると、シリアの首都ダマスカス近郊の反体制派支配地域、東グータで二十四日、アサド政権軍の爆撃で市民二十四人が死亡した。攻撃が激化した十八日以降の犠牲者は、子ども百二十一人を含む計五百人を突破した。

 政権軍とともに東グータを空爆するロシアは二十三日、反体制派に対し、近く地上進攻を始めると直接通告した。しかし、反体制派の一つ「ファイラク・アル・ラフマン」のワエル・アルワン報道官は本紙取材に「ロシア軍の脅しには屈しない。これまで何度も政権軍が進入しようとしたが撃退している」と述べ、撤退の要求を拒否したと明らかにした。

 別の反体制派幹部も「地下トンネルを張り巡らせている」として徹底抗戦の構えを見せる。東グータには四十万人近い市民が取り残されており、地上部隊が進攻すれば、さらに人的被害が拡大する恐れがある。

 国連安全保障理事会は二十三日、シリア全土を対象とした三十日間の停戦決議案を採決予定だったが、ロシアが求めた修正などを巡って協議が難航。二十四日正午(日本時間二十五日午前二時)に持ち越した。

 

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