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【国際】

米、「非核化」堅持 北朝鮮の「対話用意」巡り

 【ワシントン=石川智規、ソウル=上野実輝彦】サンダース米大統領報道官は二十五日の声明で、韓国入りした北朝鮮代表団が米朝対話の可能性に言及したことに対し、北朝鮮の対話姿勢を「見極める」との考えを表明した。トランプ政権は従来、北朝鮮が核兵器開発を放棄し朝鮮半島を非核化することを最優先課題に掲げる。米朝対話が実現するとしても、朝鮮半島の「非核化」目標を堅持する決意を示した形だ。 

 「トランプ大統領も言っているとおり、北朝鮮が非核化の道を選べば、明るい未来が待っている」

 サンダース氏はこの日の声明で、「非核化」の必要性を何度も強調。非核化が実現するまで「最大限の圧力を続けなければならない」とも述べた。

 さらに、平昌(ピョンチャン)冬季五輪を経て南北融和ムードが広がっているのを念頭に、韓国を含めた国際社会が、非核化実現に向けて圧力強化を続ける必要性を説いた。

 一方、韓国大統領府関係者は二十六日、文在寅(ムンジェイン)大統領が二十五日の金英哲(キムヨンチョル)朝鮮労働党副委員長との会談で、朝鮮半島非核化の必要性を強調し、具体的な工程案について言及したと明らかにした。北朝鮮側からの反応はなかったという。文氏は十日の金与正(キムヨジョン)党第一副部長との会談では非核化に触れなかった。

 トランプ政権は、北朝鮮への核保有を認めず、朝鮮半島の非核化が「最大のゴール」との方針を貫く。仮に米朝対話が実現するとしても、北朝鮮の核・ミサイル開発の放棄が最優先である姿勢に変わりはない。

 ペンス副大統領も今月中旬、対話は交渉ではないと強調し、「北朝鮮が核兵器開発を完全に放棄し、それが検証されない限り、米国は経済制裁による圧力をかけ続ける」と述べている。

 

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