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【国際】

イタリアあす総選挙 EU離脱、争点にならず

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 【パリ=竹田佳彦】イタリア総選挙が四日、投開票される。地中海を越えて流入する移民や経済対策が主要な争点。ベルルスコーニ元首相が率いる「フォルツァ・イタリア」など野党四党でつくる中道右派連合が優位に立つが、ポピュリズム(大衆迎合主義)的な新興政治組織「五つ星運動」や中道左派連合も一定の支持を集めており、どの政党も過半数の議席獲得は困難な情勢。五日未明(日本時間同日昼)にも大勢が判明する見込みだ。

 従来の比例代表制を、小選挙区制との並立制に変えた昨年十一月の制度改正後初の選挙。得票率が首位の政党に過半数を与える「プレミアム制」を廃止したことで、単独過半数を得ることが困難になった。

 世論調査で首位の中道右派連合は、失業や治安悪化に対する国民の不満を背景に、不法移民への批判で支持を拡大。極右的な主張を掲げる「同盟」は、南部への支持拡大を狙い、党名を北部同盟から改称して存在感を強めている。

 中道左派連合は、強引な党運営のレンツィ前首相への反発で分裂した与党民主党が低迷。五つ星は政権担当能力に疑問の声が強く、支持が伸び悩んでいる。

 現地メディアでは民主党と中道右派連合の大連立や、五つ星と同盟の連立も取り沙汰され、欧州各国は選挙結果を注視している。

 

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