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【国際】

スイス公共放送の受信料廃止案否決 「多様な意見保障」支持

 【ジュネーブ=共同】スイスで四日、公共放送の受信料廃止を求める提案の是非を問う国民投票が行われた。スイス放送協会が伝えた開票結果は反対約72%、賛成約28%で、提案は否決された。政府と議会は直接民主制を取るスイスで多様な意見を保障するためにも、国民の受信料に支えられた公共放送局の存在が必要だと主張していた。

 公共放送局のスイス放送協会は、公用語のドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語でテレビ・ラジオを放送。運営は受信料を中心に賄われ、一般世帯で年間約四百五十スイスフラン(約五万円)の負担が法的に義務づけられている。

 これに対し、右派の一部議員らが「放送局は広告収入で運営されるべきだ。市場原理に任せれば競争力も高まり番組の質も向上する。受信料は廃止すべきだ」と提案。議会で否決されたため、国民投票に持ち込まれた。

 スイスでは、国政上の重要案件は国民投票で決定する。

 

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