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【国際】

正恩氏「満足な合意」 特使団会談 南北会談へ進展か

 【ソウル=境田未緒】北朝鮮の朝鮮中央通信は六日、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長と韓国特使団の会談で、南北首脳会談に関して「満足する合意」があったと伝えた。正恩氏が二〇一二年に最高指導者の地位に就いて以降、韓国政府当局者と会談したのは初めて。

 韓国大統領府によると、鄭義溶(チョンウィヨン)国家安保室長をトップとする特使団と正恩氏の会談は夕食会を含めて四時間以上行われ二月に訪韓した妹の金与正(キムヨジョン)党第一副部長、金英哲(キムヨンチョル)党副委員長も同席。夕食会には、正恩氏の妻李雪主(リソルジュ)さんらも加わった。

 大統領府高官は会談結果について「失望しないものと承知している」と語り会談で一定の成果があったことや非核化に関する協議もあったとの認識を示した。

 朝鮮中央通信によると、特使団は文在寅(ムンジェイン)大統領の親書を正恩氏に渡した。会談では南北関係を積極的に改善し、朝鮮半島の平和と安定を保障する問題について虚心坦懐(たんかい)に話し合ったとしている。正恩氏は「民族同士で力を合わせて北南関係を前進させ、祖国統一の新しい歴史をうち立てようというのが一貫した原則的な立場」と表明。南北首脳会談に関して「満足な合意」があったとした上で、実務的な措置を指示した。

 朝鮮中央通信は、南北間の多方面的な対話や協力、交流を活性化させることでも意見交換をしたと報じたが、非核化の協議については触れなかった。

 鄭氏らは週内に訪米し、米政権にも会談の結果を報告するという。

 

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