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【国際】

韓国特使きょう訪米 北は「非核化」報道せず

 【ソウル=境田未緒、北京=城内康伸】韓国大統領府の特使として北朝鮮に派遣された鄭義溶(チョンウィヨン)国家安保室長と徐薫(ソフン)国家情報院長が八日、訪米し、米政府に金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長との面談結果などを説明する。四月末の開催で合意した南北首脳会談への支持を取り付け、米朝対話を働き掛ける方針だ。

 韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領は七日、与野党代表者との会談で「予備的対話のための米国の要求を満たしているのではないか」と述べ、対話の条件が整ったとの見方を示した。訪米は十一日まで。その後、鄭氏は中国とロシア、徐氏は日本をそれぞれ訪問し、各政府に面談結果を説明する。

 一方、北朝鮮の国営メディアは七日夕までに、正恩氏が韓国特使に「非核化の意思」を明らかにしたことについて一切触れないばかりか、逆に核戦力の強化を正当化する主張を展開。「非核化」発言は、圧力を強めるトランプ政権を対話に誘うカードとみられ、発言を明らかにすれば、国内で動揺を招くとの判断が働いているとみられる。

 北朝鮮消息筋は北朝鮮メディアが触れないことに関し、「核開発の先頭に立つ正恩氏がこれを翻すような発言をしたとなれば、国内が混乱する。米朝対話が進展を見るまで、決して報じないだろう」とみる。

 

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