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【国際】

米輸入制限、除外を検討 同盟の日本にも可能性

 【ワシントン=共同】サンダース米大統領報道官は七日の記者会見で、鉄鋼とアルミニウムの輸入制限は国ごとに適用の是非を検討すると表明した。「安全保障の観点から判断し、カナダとメキシコを除外する可能性がある。他の国も対象外になるかもしれない」と述べた。米国と同盟関係にある日本も外れる可能性が出てきた。

 トランプ大統領は輸入を抑えるため、鉄鋼に25%、アルミに10%の高関税を課すとしている。八日にも発動を命じる文書に署名する。

 トランプ氏は全ての国からの輸入を制限する考えを示していた。しかし、与党共和党などから「米経済への悪影響を避けるために対象を絞り込むべきだ」との意見が出ていることを踏まえ、方針転換した。サンダース氏は「適用除外はケース・バイ・ケース、国ごとに考える」と説明した。

 米国と北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉をしているカナダとメキシコは、輸入制限は「受け入れられない」として適用除外を要求。日本政府も「日本からの輸入は安全保障上の脅威にならない」と訴えている。

 一方、共和党の下院議員百七人は七日、トランプ氏に輸入制限の対象国を絞り込むよう求める書簡を送った。米アルミニウム協会も、全ての国からの輸入を制限する措置を「非常に懸念している」と表明した。

 米紙ワシントン・ポストによると、マティス国防長官とティラーソン国務長官も「全ての国を対象にすれば同盟国との関係が悪化する」として、トランプ氏に見直しを働き掛けている。

 

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