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【国際】

すべての提案に正恩氏回答用意 1時間で首脳会談合意

 【ソウル=境田未緒】韓国大統領府の関係者は八日、北朝鮮を訪れた特使団と金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長との面談の様子や歓待ぶりを明らかにした。二月に正恩氏の妹の金与正(キムヨジョン)党第一副部長や金英哲(キムヨンチョル)党副委員長が訪韓した際、文在寅(ムンジェイン)大統領が提案したことに対して正恩氏が回答を用意しており、一時間ほどの面談で南北首脳会談開催が合意に至ったという。

 合意は、正恩氏側が提案した南北首脳会談の開催など六項目。朝鮮半島の非核化や核・ミサイル開発の凍結、文化交流などは文氏が事前に北朝鮮側に投げかけ、面談では正恩氏がすべて答えを用意していたという。

 関係者は「文大統領が積み重ねた努力と金委員長の熟慮が合わさって六項目が出てきた」と話した。

 特使団は五〜六日に訪朝。正恩氏は、文氏のこれまでの南北関係についての発言や、韓国などでの自身のイメージ、どう評価されているかなどをよく知っており、冗談も交えて話したという。これまで公開された写真などで、正恩氏や北朝鮮側の歓待ぶりが明らかになっているが、宿泊した施設では韓国や米国、中国のテレビが視聴でき、インターネットも自由に使えた。

 また与正氏が訪韓した際、韓国側の出席者が「平壌の冷麺は最高と聞いている」と話したことも報告され、二日目は平壌の有名な冷麺店で昼食が用意されるなど、北朝鮮側が特使団の訪朝に向けて周到に準備し、手厚くもてなしたことが分かった。

 

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