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【国際】

平昌パラリンピック 南北合同入場せず 竹島表示巡り

 【平昌(ピョンチャン)=上野実輝彦】韓国の大韓障害者体育会は八日、平昌冬季パラリンピックの開会式で、韓国と北朝鮮が合同入場行進を行わないと決定したと発表した。島根県竹島(韓国名・独島(トクト))の統一旗への表示を巡り、南北の意見が割れたことが理由だとしている。

 同会によると、北朝鮮側は「われわれの国土を表示しないことは民族の自尊心が許さない」などと主張。聯合ニュースによると、韓国側は国際パラリンピック委員会が「政治的表現」を禁止していることや、二〇〇〇年のシドニー五輪から同じ旗を使用してきたことを理由に、竹島のない統一旗の使用を求めた。

 二回にわたって協議したものの溝は埋まらず、北朝鮮は日本の次に、韓国は最後に入場すると決めた。一方、韓国側の提案により、開会式場に入った聖火を南北の走者が並走してリレーすることで合意した。

 竹島の領有権を主張する韓国と日本の離間を狙った、北朝鮮の駆け引きの一環とみられる。北朝鮮は平昌五輪に合わせた芸術団の公演の際、原曲の歌詞の一部を変更し「漢拏山(ハルラサン)も独島も私の祖国」と歌った。

 五輪の開閉会式では、南北が合同で入場し、統一旗には竹島は表示されていなかった。

 

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