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【国際】

米、シリア攻撃警告 国連大使、停戦決議「失敗」と指摘

 【ニューヨーク=赤川肇】ヘイリー米国連大使は十二日、シリア内戦を巡る国連安全保障理事会の停戦決議後も攻撃を続けているアサド政権に対し、昨年四月の米軍によるシリア空軍基地攻撃を例に「必要なら再び行動を起こす用意がある」と警告した。安保理の公開会合で述べた。米国は会合に先立ち、シリア各勢力や関係国に対し即時停戦を命じる追加決議案を安保理各国に配布した。

 ヘイリー氏は、アサド政権や後ろ盾のロシアを「絶対統制に逆らえば誰でもテロリスト呼ばわりし、病院や学校、罪のない市民を爆撃している」と非難。履行されていない停戦決議を「失敗」と指摘した。米軍が昨年、シリアへの巡航ミサイル攻撃に踏み切った背景には「安保理が行動できなかった」ことがあると主張。再度の軍事行動の可能性を警告しつつ、追加決議案への同調を呼び掛けた。

 一方、ロシアのネベンジャ国連大使は「対テロ作戦は停戦決議と矛盾していない」とアサド政権軍による攻撃の正当性を主張した。

 本紙が確認した追加決議案は、停戦決議の不履行を非難した上で、首都ダマスカスと反体制派が拠点としてきた首都近郊の東グータ地区で即時停戦を実現させ、国連などによる人道支援活動を認めさせる内容だ。

 

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