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【国際】

1人で複数の投票用紙 中央選管、7投票所無効に ロシア大統領選

 【モスクワ=栗田晃】プーチン氏が過去最高の得票率で圧勝したロシア大統領選。四年前にロシアが併合したウクライナ南部クリミア半島、ロシア南部チェチェン共和国などプーチン氏の得票率が90%以上の地方が複数に上り、野党側は不正投票疑惑を訴えた。

 大統領選出馬を却下された野党指導者のナバリヌイ氏は約三万人を動員し、監視活動を展開。中央選管は、一人が複数の投票用紙を投入する不正行為があったとして、モスクワ州や南部ダゲスタン共和国などにある投票所七カ所の結果を無効とした。

 共産党から出馬したグルディニン氏は十八日、「ナバリヌイ氏の言っていることが正しい。選挙が不正だったのは明らか」と批判。自由民主党のジリノフスキー党首も「いままでと同じ、候補者の条件が不平等な選挙だ」と不満をぶちまけた。

 独立系紙ノーバヤ・ガゼータのマルティノフ政治部長はプーチン政権が二〇一六年末に「投票率、得票率いずれも70%」の目標をすでに設定していたことを指摘。地方の知事らにノウハウと指示を与え、「公務員や学生のように、プーチン氏に忠実な人たちが投票に行くように強いられた」とみている。

 

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