東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 国際 > 紙面から > 3月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【国際】

自動運転で初 歩行者死亡 米ウーバー 公道試験を中断

19日、米西部アリゾナ州テンピで、ウーバーの自動運転車が女性をはねる事故を起こした現場=AP・共同

写真

 【ワシントン=白石亘】米配車大手のウーバー・テクノロジーズが米西部アリゾナ州で行っていた自動運転の走行試験で死者が出た。米メディアによると、自動運転車の事故で歩行者が死亡するのは初めてとみられる。ウーバーは十九日、米国とカナダの四カ所で実施する自動運転の公道試験を中断すると発表した。

 同州テンピで十八日夜、横断歩道ではない道路を自転車を押し、歩いて横断していた女性(49)が、自動運転モードで走行する車にはねられ、その後、死亡が確認された。車には運転を補助する人員が乗車していた。

 事故を起こした車は、スウェーデンのボルボ・カーがウーバーと共同開発したスポーツタイプ多目的車(SUV)で、ボルボは「自動運転の制御ソフトは自社製ではない」としている。事故を受け、米道路交通安全局(NHTSA)は現地に調査団を派遣した。

 ウーバーは、運転手を必要としない完全自動運転車を早期に実用化しようと、公道での走行実験を行ってきたが、安全性を巡り懸念が高まる可能性もある。

 二〇一六年には米電気自動車メーカー、テスラ社の車が運転支援システムを使って、南部フロリダ州の高速道路を走行中にトレーラーと衝突、運転手が死亡した。その後NHTSAは「システムの欠陥は確認されなかった」との調査結果を公表した。

写真
 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報