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【国際】

サルコジ元仏大統領拘束 リビアから違法献金か

 【パリ=竹田佳彦】フランス司法当局は二十日、サルコジ元大統領が初当選した二〇〇七年の大統領選でリビアの旧カダフィ政権から違法献金を受け取った疑惑があるとして、サルコジ氏を事情聴取のため拘束した。四十八時間以内に起訴の可否を決める。

 二十日朝、パリ近郊の警察施設に拘束された。この疑惑でサルコジ氏が聴取を受けるのは初めて。サルコジ政権で内相を務めた盟友のオルトフー氏も任意で聴取を受けた。司法当局は一三年、リビアの独裁者だった故カダフィ大佐から不正に選挙資金の提供を受けた疑いがあるとして捜査をはじめた。サルコジ氏は疑惑を否定している。

 仏紙ルモンドによると、仲介者とされる男が一六年に「現金五百万ユーロ(約六億七千万円)をリビアの首都トリポリからパリに運んだ」と証言。当局が押収したカダフィ氏の腹心、ガネム元石油相の手帳にはサルコジ氏側への振り込みを示す記述もあった。

 サルコジ氏は一四年、別の違法献金疑惑で事情聴取のため一時拘束された。オランド前大統領に敗れた一二年の大統領選でも、選挙キャンペーンに要した費用を不正操作した疑いで捜査を受けている。昨年の大統領選で返り咲きを目指したが、所属する共和党の予備選で敗北した。

 

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