東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 国際 > 紙面から > 3月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【国際】

米大統領、プーチン氏祝う 電話協議 補佐官制止聞かず?

 【ワシントン=後藤孝好、モスクワ=栗田晃】トランプ米大統領は二十日、ロシアのプーチン大統領と電話で協議し、十八日の大統領選で四選を果たしたことに祝意を伝えた。トランプ氏は電話協議後、ホワイトハウスで記者団に「遠くない将来、歯止めがかからなくなっている軍拡競争について話し合うことになるだろう」と述べ、首脳会談に意欲を示した。

 米国内では、最大の同盟国、英国で起きた神経剤による元ロシア情報機関員の暗殺未遂事件を受け、対ロ警戒感がさらに強まっており、プーチン氏に対するトランプ氏の融和姿勢に政界からも批判が出ている。

 米ロ双方の発表によると、トランプ氏はプーチン氏に朝鮮半島の非核化の重要性を強調。プーチン氏も朝鮮半島の緊張緩和を歓迎した。安全保障上の諸課題について協議を継続する必要性を確認した。

 トランプ氏はロシアと首脳会談が実現すれば、北朝鮮の核・ミサイル問題のほか、シリア内戦やウクライナ情勢などを議論する意向を示した。一方、サンダース米大統領報道官は記者会見で、「現時点で具体的な計画はない」と述べた。

 米与党、共和党の重鎮、マケイン上院議員は声明で「米大統領がいんちきな選挙で勝った独裁者を祝福するようでは、自由な世界を率いることはできない」と批判した。米紙ワシントン・ポスト(電子版)は、マクマスター大統領補佐官(国家安全保障問題担当)がプーチン氏に祝意を示さないようトランプ氏に進言していたと報じた。

 ロシア大統領府によれば、日本、中国、トルコなどが電話で祝意を伝えたが、二十日までにフランスをのぞく欧州主要国からの電話はなかった。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報