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【国際】

サルコジ氏を本格捜査 仏当局、収賄容疑など

サルコジ元大統領=ロイター・共同

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 【パリ=竹田佳彦】フランス司法当局は二十一日、二〇〇七年の大統領選挙で初当選したサルコジ元大統領(63)がリビアの旧カダフィ政権から不正献金を受け取っていた疑惑を巡り、収賄容疑などでサルコジ氏の予審開始を決定、本格捜査を始めた。予審判事が公判請求の可否を決める。仏メディアが伝えた。

 サルコジ氏は二十日朝に身柄を拘束され、パリ近郊の警察施設で事情聴取を受けた。深夜に帰宅したが、二十一日朝から再び聴取を受けていた。AFP通信によると今後、身柄は裁判所の管理下に置かれる。

 疑惑は仏ネットメディア「メディアパール」が一二年に「サルコジ氏が(リビアの独裁者だった)カダフィ氏から五千万ユーロ(約六十七億円)を受け取っていた」と報道。仏紙ルモンドも仲介者とされる男が「かばん三つに分けた現金五百万ユーロをトリポリからパリに運んだと証言した」と報じた。サルコジ氏は疑惑を否定している。

 サルコジ氏は一四年にも、別の違法献金疑惑に絡み、不正に捜査情報を得ようとした疑いで本格捜査を受けたが不起訴となった。落選した一二年の大統領選でも、法定の上限額を超えた選挙活動費を過少申告した疑いで捜査対象になった。

 

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