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【国際】

李明博元大統領を逮捕 経験者4人目 韓国、収賄容疑など

李明博元大統領=聯合・共同

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 【ソウル=上野実輝彦】ソウル中央地検は二十三日未明、収賄や横領などの容疑で李明博(イミョンバク)元大統領(76)を逮捕した。大統領経験者で逮捕されたのは、前大統領の朴槿恵(パククネ)被告(66)に続き史上四人目になる。 

 李氏は逮捕直前、「自責の念を感じる。清廉な政治をしようと努力したが、不十分な部分もあった。いつか私の真の姿を取り戻し、言うべきことを言えると期待している」とのコメントを発表した。

 地検は、李氏が韓国の情報機関・国家情報院の特殊活動費を大統領府に上納させたり、李氏が実質所有するとされる自動車部品会社「ダース」の訴訟費用をサムスン電子に肩代わりさせるなど計百十億ウォン(約十一億円)の賄賂を受け取ったほか、ダースから計約三百五十億ウォンを横領した疑いがあるとし、十九日に逮捕状を請求していた。

 李氏は、大統領府が国情院から十万ドル(約千六十万円)の特殊活動費を受け取ったことは認めたが、その他の容疑の大部分を否認している。

 地検は特殊活動費の上納問題と関連し、李氏の最側近で、大統領府元総務企画官の金伯駿(キムペクチュン)被告(78)を二月に起訴。金被告は、李氏が主犯だとする起訴内容をおおむね認めていた。

 韓国の歴代大統領では、朴被告のほか全斗煥(チョンドゥファン)、盧泰愚(ノテウ)の両氏が逮捕され、盧武鉉(ノムヒョン)氏が検察の事情聴取後に自殺した。

 

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