東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 国際 > 紙面から > 3月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【国際】

仏で発砲テロ、3人犠牲 容疑者射殺 同時テロ犯釈放要求

写真

 【パリ=竹田佳彦】フランス南部カルカソンヌ近郊で二十三日午前(日本時間夜)、男が警官を銃撃後に逃走し、近くのスーパーで客らを人質に取って立てこもった。仏BFMテレビによると、三人が死亡、五人が負傷した。約三時間後に警官隊が店内に突入、男を射殺した。捜査当局はテロとして捜査している。

 男は過激派組織「イスラム国」(IS)のメンバーを名乗り、二〇一五年に起きたパリ同時多発テロの実行犯サラ・アブデスラム被告の釈放を要求していた。ロイター通信によると、ISが事件に関与したとする声明を出したが、証拠は示していない。会見したコロン内相によると、男はモロッコ出身のレドゥアン・ラクディム容疑者(26)。麻薬密売などで監視対象だったが、過激主義者としては把握されていなかった。

 仏メディアによるとラクディム容疑者はカルカソンヌで二十三日朝、犯行に使う車を強奪するため発砲、一人が死亡した。直後にジョギングをしていた警官四人を銃撃し、一人を負傷させた。その後、約六キロ離れた町トレーブのスーパーで発砲し、従業員と客の計二人が死亡した。スーパーに侵入する際に「自分はイスラム国の兵士だ」と叫んでいたという。客や従業員が人質になったが、警官一人と引き換えに解放された。

 二〇一五年十一月のパリ同時多発テロは、パリ中心部のバタクラン劇場やレストラン、フランス競技場など六カ所がほぼ同時に銃乱射や自爆の襲撃を受け、約百三十人が死亡した。実行犯はアブデスラム被告のみが生存している。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報