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【国際】

トランプ大統領 更迭カード乱発

 【ワシントン=後藤孝好】トランプ米大統領による政府高官の更迭が止まらない。二十二日には安全保障政策の司令塔であるマクマスター大統領補佐官の解任を決定。自分の意に沿う忠実なメンバーで周りを固める「米国第一」の独断専行はますます強まっている。

 高官の辞任や解任は今年に入り、さらに拍車がかかった。鉄鋼やアルミニウムの輸入制限に反対したコーン国家経済会議(NEC)委員長や、イラン核合意の維持を訴えたティラーソン国務長官ら経済、外交の「もの申す」トップを相次ぎ排除。国際協調を重視する穏健派を徹底的に疎んじ、存在感の低下が著しい国務省では、北朝鮮担当特別代表が辞め、国務次官も去ることが決まった。

 トランプ氏は自らの人事が「素晴らしい変化をもたらしている」と主張し、国務長官に指名したポンペオ中央情報局(CIA)長官らとは「波長が合う」と自賛した。今後の高官交代については、大規模ではないとしながらも「変化は常にある」と否定しない。

 「側近」も例外ではなく、昨年八月には、保守強硬派で最側近といわれたバノン首席戦略官が解任された。ケリー大統領首席補佐官やトランプ氏の娘婿のクシュナー大統領上級顧問らと対立したためだが、その両氏にさえ今、進退問題がくすぶっている。

 

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