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【国際】

カタルーニャ前州首相 拘束 ドイツ当局 スペイン送還判断へ

プチデモン氏=ロイター・共同

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 【パリ=竹田佳彦、ベルリン=垣見洋樹】スペイン北東部カタルーニャ自治州の独立問題で、ドイツ司法当局は二十五日、反逆罪などで国際手配されていたプチデモン前州首相を拘束した。同氏の弁護士がツイッターで公表した。

 弁護士やドイツ公共放送ドイチェ・ウェレによると、プチデモン氏はデンマークからドイツに入国した際、高速道路警察の検問で身柄を拘束された。

 スペイン紙バンガルディアによると、フィンランドのヘルシンキ大学で講演するため北欧を訪問。居住地のベルギーに向けて戻る途中だった。独当局は九十日以内に、スペインへの送還の是非を決定する。

 プチデモン氏が率いる政治組織「カタルーニャのための連合」のアルタディ報道官はツイッターに「スペインでは公正な裁判が保証されない」と書き込み、プチデモン氏の身柄を引き渡さないよう求めた。プチデモン氏は昨年十月、中央政府や憲法裁判所の違憲判断にもかかわらず、独立の意思を問う住民投票を強行。独立賛成が九割(投票率43%)を占めたため、独立宣言に踏み切った。その後、ベルギーに出国していた。

 中央政府は反逆罪や扇動罪、投票の実施に伴う公費の不正使用の疑いで昨年十一月に欧州逮捕状を交付。翌月に撤回したが、スペイン当局は本人不在のまま起訴した今月二十三日に、「捜査の進展」を理由に再度、国際手配していた。

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