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【国際】

北朝鮮要人が訪中 北京厳戒、正恩氏の可能性

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 【北京=城内康伸】二十六日午後三時ごろ、中国・北京の北京駅に、北朝鮮発とみられる二十一両編成の列車が到着した。同駅や国内の賓客が宿泊する釣魚台(ちょうぎょだい)国賓館、人民大会堂周辺では武装警察などによる厳重な警備が敷かれ、北朝鮮の要人が訪中したとみられる。

 複数の北朝鮮消息筋によると、列車は中朝国境沿いの街、遼寧(りょうねい)省丹東(たんとう)の丹東駅経由で中国入りした。北京駅に到着した一行はそのまま、釣魚台国賓館に直行。さらに人民大会堂に向かったという。同日深夜になり一行の車列は再び釣魚台国賓館に戻った。一行の日程は三〜四日間との情報がある。

 列車は深緑色で黄色のラインが入っており、故金正日(キムジョンイル)総書記が二〇一一年八月の訪中時に利用した「一号列車」と呼ばれる特別列車に似ていた。消息筋は「金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が訪中した可能性が高い」とみている。

 正恩氏訪中とすれば、初の外遊となり、予定される南北、米朝首脳会談を前に中国最高指導部との事前調整が目的とみられる。北朝鮮消息筋の一人によれば、中国共産党中央対外連絡部の課長級が今月、極秘に訪朝、正恩氏による早期の訪中を働き掛けたとされる。

 韓国の北朝鮮専門インターネット新聞「デイリーNK」は二十六日、丹東で中朝国境沿いの鴨緑江(おうりょくこう)に架かる中朝友誼橋が二十五日深夜に全面封鎖され、丹東駅では列車の通過が見えないようにバリケードが設置されたと伝えていた。

 

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