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【国際】

南北が閣僚級会談 首脳会談日程など協議

29日午前、板門店の統一閣で、握手する韓国の趙明均氏(右)と、北朝鮮の李善権氏=統一省提供

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 【ソウル=上野実輝彦】四月末に予定される韓国と北朝鮮の首脳会談に向けた南北の閣僚級会談が二十九日午前、軍事境界線のある板門店(パンムンジョム)の北朝鮮側施設・統一閣で始まった。首脳会談の日程が確定するかや、非核化を巡り南北の立場が近づくかが焦点になる。

 韓国側代表団は、首席代表の趙明均(チョミョンギュン)統一相のほか統一省の千海成(チョンヘソン)次官、大統領府の尹永燦(ユンヨンチャン)国民疎通首席秘書官の計三人で構成。北朝鮮からは、対韓国窓口機関である祖国平和統一委員会の李善権(リソングォン)委員長を首席代表とする計三人が出席した。

 協議冒頭、趙氏は「南北の指導者の決断によって現在の状況に至った。首脳会談で成果が出るよう、誠意を尽くして協議したい」と表明。李氏は「(これまでの)統一閣での会談では民族の望む結果が出てきた」と述べ、期待感を示した。

 南北高官会談は、北朝鮮の平昌(ピョンチャン)冬季五輪参加などを協議した一月以来。統一省によると、午前は約五十分間の全体会議で首脳会談の日程などを協議したという。午後からは、南北首脳間のホットライン設置も議題になるとみられる。趙氏は出発前、記者団に「朝鮮半島の非核化は、重点を置いて議論する議題だ」と述べ、首脳会談の日時が決まるかについて「その予定で協議の準備をしている」と語った。

 南北は韓国特使団が訪朝した今月六日、首脳会談を四月末に開催することで合意。北朝鮮は朝鮮半島の非核化や、核・ミサイル実験を凍結する意思を示した。

 また金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長は、中国で習近平(しゅうきんぺい)国家主席と会談した際、米国と韓国が「段階的措置」をとることを条件に、非核化が可能だと述べたとされる。

 

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