東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 国際 > 紙面から > 3月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【国際】

帰国マララさん「人生で一番幸せ」 5年半ぶりパキスタンに

29日、イスラマバードでアバシ首相(前列左から3人目)と会談したマララ・ユスフザイさん(同2人目)=パキスタン政府提供、ゲッティ・共同

写真

 【イスラマバード=共同】イスラム過激派から銃撃されてもなお女子の教育を受ける権利を訴え続け、二〇一四年に史上最年少でノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさん(20)が二十九日、銃撃後初めて帰国した母国で「パキスタンに帰るのが夢だった。人生で一番幸せな日。信じられない」と涙を流しながら喜びを語った。

 マララさんは首都イスラマバードで政府主催の女子教育に関するイベントで講演。「飛行機や車、ロンドンやニューヨークにいても、ここがパキスタンだと思うようにしてきた」と約五年半ぶりの故郷に時折、言葉を詰まらせた。「パキスタンの女性はもっと社会的な力を持つべきだ」と述べ、さらに女子教育の進展に力を入れていくと表明した。講演に先立ち、マララさんはアバシ首相と会談した。

 反欧米感情の強いパキスタンではノーベル賞を受賞したマララさんに対して批判的な声も根強い。イスラマバードの会社員オバイド・ウラーさん(48)は「教育や福祉に尽力している人は他にもたくさんいるのに、彼女だけ注目されるのはおかしい」と話す。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報