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【国際】

ロ、米外交官ら60人を報復追放 冷戦後、関係最悪に

 【モスクワ=栗田晃】英国南部で起きた元ロシア情報機関員らに対する神経剤襲撃事件に関連し、ロシア外務省は二十九日、米外交官ら六十人の国外追放を決め、米国側に通知した。ロシア外交官ら六十人を国外追放にした米国への報復措置。米ロ関係はさらに緊迫することが決定的になり、冷戦の終結後、最悪の状態に陥っている。 

 ロシア側は外交官追放のほか、サンクトペテルブルクにある米総領事館の三月末までの閉鎖と退去を求めた。

 ロシアのラブロフ外相は同日、米国以外でロシア外交官の追放を決めた国に対しても、相互主義に基づき、同数の外交官をロシアから追放する対抗措置を取る方針を示した。

 ラブロフ氏はロシアの事件関与を改めて否定し、詳細について説明を求める英国を「答えられない質問への答えを強硬に要求している」と批判。ロシアのリャプコフ外務次官は二十九日、米国のハンツマン駐ロシア大使に対抗措置を伝え、「敵対行為が続けば、追加措置をとる。良識を取り戻し、二国間関係を破壊する不当な行為をやめるべきだ」と警告した。

 

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