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【国際】

空母派遣せず米韓演習 首脳会談控え北に配慮

1日、ソウル近郊の在韓米軍基地に駐機するヘリコプター=聯合・共同

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 【ソウル=境田未緒】平昌(ピョンチャン)冬季五輪・パラリンピックへの北朝鮮の参加で延期されていた定例の米韓合同軍事演習が一日、韓国で始まった。期間の短縮など昨年に比べて抑制した内容となっており、二十七日の南北首脳会談、五月末までに予定される米朝首脳会談を控え、北朝鮮に配慮したとみられる。毎回、演習に強く反発してきた北朝鮮も、静観の構えを見せている。

 一日から始まったのは、野外機動訓練「フォールイーグル」。米軍一万一千五百人、韓国軍約二十九万人が参加する。米韓両軍は「規模や内容は例年と同じ水準」としているが、期間は「史上最大規模」と大々的にうたった昨年の半分ほどで、北朝鮮が強く反発する原子力空母の派遣も見送られる見通しとなっている。

 聯合ニュースによると、北朝鮮への上陸を想定した「双竜訓練」も一〜八日の予定で実施。今回は最新鋭ステルス戦闘機F35Bを搭載した強襲揚陸艦「ワスプ」が投入される。同訓練にF35Bが参加するのは初めてという。二十三日からは、指揮系統を確認する訓練「キー・リゾルブ」が二週間の予定で始まる。

 例年、演習に反発してミサイル発射などをしてきた北朝鮮だが、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が演習実施に理解を示したといわれ、南北融和ムードに水を差さないよう双方が配慮した形となっている。

 

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