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【国際】

米に「非核化協議」伝達 北朝鮮側、直接意向 首脳会談へ前進

 【ワシントン=石川智規】核・ミサイル開発を進める北朝鮮が米国に対し、朝鮮半島の非核化に向けた協議を行う意向があると伝えていたことが八日、分かった。米政府当局者が明らかにした。北朝鮮が非核化協議の意向を米側に直接伝えていたのが判明したのは初めて。五月末までの開催が模索される米朝首脳会談の実現へ向け前進しそうだ。

 ロイター通信は八日、米政府当局者が「米国は金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が朝鮮半島の非核化について協議する用意があると確認した」と述べた、と伝えた。

 米朝の当局者は最近になり水面下で接触を重ね、北朝鮮側から直接、協議の意向を伝えられたという。米朝間の接触時期は明かされていない。また、今後見込まれる米朝首脳会談の時期や場所などの具体案も明らかになっていない。

 米CNNテレビによると北朝鮮側は首脳会談の開催場所について北朝鮮の平壌(ピョンヤン)で開きたい考えを伝えたという。モンゴルの首都ウランバートルなども候補の一つに挙がっており、会談は五月下旬から六月にずれこむ可能性もあるという。

 米側はこれまで、正恩氏と面談した韓国の鄭義溶(チョンウィヨン)大統領府国家安保室長らから三月、間接的に米朝会談に応じる北朝鮮の意向を伝えられただけだった。

 このため、米側では北朝鮮が実際に協議に応じ、非核化を協議する考えがあるのか疑問視する声も広がっていた。

 

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