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【国際】

米朝首脳会談へ曲折も 「非核化協議」北が直接伝達

 【ワシントン=石川智規】米政府当局者は八日、北朝鮮が朝鮮半島の非核化に向け「協議の用意がある」と、米側に直接伝えてきたことを明らかにした。五月末までの開催が模索される米朝首脳会談を前に、北朝鮮が米側に非核化の意思を伝えたのは初めて。しかし、トランプ米大統領は新たな大統領補佐官や関係閣僚に対北朝鮮強硬派を任命しており、会談実現にはなお曲折もありそうだ。

 「金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が、朝鮮半島の非核化について協議する用意があることを確認した」。米政府当局者はこう明かした。

 米CNNテレビによると、米中央情報局(CIA)と北朝鮮の情報筋がやりとりを重ねる中で、北朝鮮の意向を確認したという。

 北朝鮮側は米朝首脳会談の開催場所について、首都平壌で開きたい考えも伝えてきたという。モンゴルの首都ウランバートルも候補地に挙がるが、会談は五月下旬から六月にずれこむ可能性もあるとされる。

 米側は、北朝鮮が非核化への意思を示したことから首脳会談実現の可能性が高まったと受け止めている。

 ただ、トランプ政権では九日、北朝鮮への先制攻撃も辞さない強硬姿勢で知られるボルトン元国連大使が大統領補佐官(国家安全保障問題担当)に就任。新たな国務長官には、同じく強硬派のポンペオCIA長官が就任予定だ。北朝鮮が非核化に向けた明確な道筋を示さない場合、一気に緊張が高まる恐れもある。

 

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